避けるべき言葉とは
忌み言葉(いみことば)という言葉を聞いたことがありますか?あまり、耳馴染みのある言葉では無いですよね。
これは結婚式などお祝いの席で使用すると縁起が悪いとされている言葉の事です。
若い世代の人たちはそれほど、気にならないかもしれませんがある程度のご年齢の方は気にされる方も多いので、なるべく使用しないようにしましょう。
ビデオ撮影で記録されてしまう
20代なら許されるかもしれませんが、30代以上の新郎であれば、知っておいて当然と思われてしまうかもしれませんので、ここで確認をしておきましょう。
ビデオ撮影をお願いしているのであれば、記録映像に残ってしまうので、なおさら気を付けた方が良いですね。
忌み言葉とは
忌み言葉とは何なのでしょうか。実は日常生活で何気なく使用している言葉の中にも忌み言葉はあるんです。
例えば「ケーキを切る」の「切る」です。二人の縁が切れるという事で、結婚式での使用はNGの言葉です。ではどのように言ったらいいのでしょうか。答えは「ケーキへ入刀する」です。
ほかには、終わる、帰る、割れる、破れる、戻る、負ける、重ね言葉の重ねる、まだまだ、等があります。
言い換えてみましょう
このように、日常で使用している言葉ですので、ウェルカムスピーチや謝辞でポロっと出てきてしまうかもしれませんね。
ウェルカムスピーチや謝辞を考える上でどうしても忌み言葉を使用しないと変な言い回しになってしまうのであれば、使用しても仕方ないですが、なるべく避けられるのであれば違う言い方が無いか一度考えてみてください。
ここでは一部の結婚式で想定される忌み言葉の言い換え例を挙げておきますので、参考にしてみてくださいね。
■忌み言葉■ | ■言い換え■ |
ケーキを切る | ケーキ入刀、ケーキにナイフを入れる |
スタートを切る | スタートラインに立つ |
料理が冷めないうちに | 料理が温かいうちに |
別れる | 新たな道を進む |
職場を離れる | 家庭に入る |
また | さらに |
まだまだ | もっと |
披露宴が終わる | 披露宴をお開きにする |
最後の言葉 | 結びの言葉 |
完璧を目指すなら確認してもらおう
30代以上の新郎でしたら、もしかすると後輩の結婚式でスピーチなんてこともあるのではないでしょうか?その場合にもせっかくのお祝いの席の雰囲気を壊さない為に、忌み言葉を使用せずに話せると良いですね。
予定しているスピーチや謝辞に不安のある方は、原稿を前もって作成し、プランナーに見てもらうことをオススメします。