前回は、データを中心に再婚カップルの現状をお伝えしました。
今回は具体的に、どういう結婚式の形があるかご紹介していきます。
新郎が再婚、新婦が初婚のケース
再婚にも様々ありますが、まずはこちらから。
この場合は、新婦の意向を新郎はくみ取って、新婦がこうしたい!という意見を尊重するべきでしょう。新郎は過去に通常の挙式・披露宴を行っていたとしても、全ての女性がそうではありませんが、やはり結婚式は女性の夢であることが多いので、新婦にとって初めての結婚式を思い通りに叶えてあげることが今後の結婚生活を円満に過ごすことにつながるでしょう。
このようなケースで選ばれる結婚式のスタイルは、中人数(60名)~大人数(100名)規模で結婚式ができる王道のホテルウエディング、ゲストハウスウエディングなどが多いようです。
一方で、新婦側が新郎に配慮して、または元々派手な挙式披露宴を望んでいない場合は、こじんまりとした結婚式になるケースもあります。
その場合は、沖縄やグアム・ハワイなど家族挙式でハネムーン・家族旅行を兼ねた結婚式スタイルを選ぶカップルが多いようです。
新郎、新婦共に再婚の場合
このケースは一昔前はほとんどありませんでしたが、今はよく聞かれるようになってきました。
年齢もある程度高年齢になっている、また既に過去盛大に披露宴を行ったケースも多いと思います。
もちろんお互いの意思を確認し合って、尊重し合うべきですが親族や以前結婚式を行った際に列席した方などに配慮したり、この場合はお子様がいらっしゃる事も多くなりますので、準備に手間暇を掛けられない事情がある場合もあることを考えると身内でこじんまりと愛を誓いあうケースが多いです。
一方で、社会である程度のポジションにあり、高年収の方も増えてくる年代になると普段からミシュランで星を獲得しているレストランや、一流ホテルの利用も少なくないです。こういったレストランやホテルも少人数向けの会食プランを用意している事が多いので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
このようなケースの場合、よく選ばれる結婚式のスタイルは少人数会食や、挙式のみといった家族だけまたは親しい親族を招いて行われることが多いですが、最近は和装で神社挙式後、レストラン会食ができるプランを提供しているウエディングプロデュース会社も複数あります。
その3に続く。