「料理男子」という言葉を良く耳にしますが、男性は料理が出来た方が良いのでしょうか?又は料理なんて出来なくて当然なのでしょうか。今回は男性が料理をする事についてご紹介していきます。
花嫁修業の道を通らない女性達
昔は花嫁修業をして女性は結婚後、家庭に入り家事をしていましたが、現代では働く女性が多くなって来ましたよね。筆者は女性ですが、花嫁修業をしていた友人なんて周りにはいませんでした。花嫁修業と言っても様々な修業がありますが、今回注目したいのは料理についてです。
花嫁修業をしなくなった現代女性は料理を作る事が、苦手なのではないでしょうか。もちろん、中には料理が大好きで趣味であるという女性もいらっしゃいます。しかし、多くの女性は「料理が面倒だ」と思っているのです。
奥さんには365日休みが無い!
例えば、結婚前は家族と暮らしていたから料理をする必要が無かったのに、結婚後は自分の分に加えて、旦那の分、子供の分まで作らなくてはいけないのです。少なからず、大変さを感じています。筆者の保育園のママ友も「夕食作るの面倒だ。」「今日は何を作ろう。」という話題になります。
まだまだ、女性が料理をするというイメージが強いですよね。でも奥さんだって疲れているんですよ。料理に加えて掃除洗濯、子供の世話を毎日休みなく行っています。「仕事」には休日がありますが、家事育児には休日はありません。365日間ずーっとです。
旦那さんの料理は助かる
でも、そんな時に旦那さんが料理を代わりに作ってくれたら、とても助かります。もちろん、毎日とは言いません。週に1回とか2回とか奥さんの代わりに料理をしてあげてください。
日曜日のお昼に放送している「男子ごはん」も参考にしながら、まずは自分が食べたいものを作る事を目的に挑戦してみて欲しいです。もちろん、簡単なもので構いません。
それに、お子さんの予定のあるご夫婦なら、近い将来、子供が産まれたら奥さんが出産の為に実家に里帰りする場合もありますよね。1,2か月でしょうか。料理が作れないとはいえ、その間ずーっと外食をするわけにもいかないですよね。買ったものばかり食べていては不健康ですし、ちょっとは料理を出来るようにしておいた方が自分の為にもなると思います。
女性の心理的な事
また、結婚後の夫婦は「料理をしてくれる」=「助かる」に繋がると思いますが、付き合い始めたカップルの場合やこれから彼女を作りたいと思っている男性は料理を作れるという事を秘密にしておく事で、彼女の気持ちをグッと掴む一つのテクニックになるかもしれません。
どういう事かと言いますと、「まさか、あなたが料理が出来るとは思わなかった!」と思わせてグッと彼女の気持ちを掴む事が出来るのです。これを「ギャップ効果」と呼びます。イメージからは想像できない事が出来た時に人は驚き、感情を高ぶらせるそうです。
ギャップ効果(Gap effect)とは、同時に起こりえないある二つの関連した事象において、先に起きた事象に対しての感情と、後に起こった事象に対しての感情にギャップがあった場合に、そのギャップによって後の感情は独立して起こるよりもなぜか強調されて感じるというもの。つまり、前の感情から後の感情への傾きが大きければ大きい程、感情が移動する際に加速度がついて、大げさに感じるのである。
出典:ウィキペディア
いざというときに料理をサッと作って彼女または意中の人に良い所を見せちゃいましょう!
料理自慢、凝りすぎは控えよう
でも、「俺、料理出来るぜ!」というアピールはあまりしないようにしましょう。出来ると言って、あまりにも簡単すぎる料理しか出来なかったり、そのレベルかよ…という状態だと、上記にも述べたようなギャップ効果が反対に働いてしまう可能性もあります。
ただし、料理人の方は違いますよね。料理が出来て当たり前ですから、わざわざ隠す必要はありません。美味しいレストランや料理のちょっとしたコツを教えてあげると女性は喜ぶかも。
もう一つ、料理をする上で気を付けていただきたい事があります。それは「凝り過ぎない事」です。凝り過ぎてしまうと、大変なことになります。例えばラーメンをスープから作り出すとなると豚骨を買ってきて煮込みだして…なんて事をしてしまうと、食材費も時間もかかってしまいますよね。
最近は簡単に料理が出来る商品等もありますので、そういった物も活用しながら、「キッチンに立つ」という事に挑戦してみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。料理を男性がするという事は結婚生活を送る上で奥さんを助けられますし、奥さんも喜びますので、夫婦生活を円満に送っていく為には必要な事ではないでしょうか。結婚している旦那さんは週に1回、2回くらいは奥さんの代わりに料理をしてあげてくださいね。また、これから結婚を考えている男性は料理に挑戦する事をオススメいたします。