謝辞とは何か?この記事を読みたいと思ったのは、そんな理由からかもしれない。
なぜ迷うのか。では、なぜ迷わないのか。この記事を読んで、その答えを見つけてもらえればと、思います。
謝辞とは?
『謝辞』というと、どんなものを想像されますか?多くの方は、全体に向けたお礼と今後の新郎新婦の抱負を述べたものを想像されるのではないでしょうか。結婚式は、新郎新婦が二人の判断で日時や場所を決め、そこにゲストに時間やお金をかけて集まってもらうもの。その為、最後を締める謝辞はとても重要で外せないと考える方が大半です。そうなるとやはり、外さない謝辞になるケースがどうしても多くなってしまうのです。
謝辞はオーソドックスなものが一般的
上記で述べたとおり、多くの場合、謝辞はオーソドックスなものになります。結婚式はそれ自体がとても素晴らしいものですから、謝辞で特別なことを言う必要など全くありません。むしろ最後の締めくくりとしてしっかりと挨拶をすることに重点を置く為、オーソドックスな内容に落ち着くことが多いのです。
印象に残る謝辞とは?
謝辞とは一般的にオーソドックスなもの、とは言ったものの、中にはとても印象的な謝辞があるのもまた事実。以下に一例を挙げてみましょう。
皆様、本日はお忙しい中私達二人の結婚式にご参列下さり、ありがとうございました。皆様のおかげでとても賑やかで大変楽しい披露宴になったと思っております。思えば、結婚式の準備に関しても、この場にいらっしゃる多くの方々にお力添え頂きました。
ご存知のとおり、私達二人はまだまだ20代も前半の若輩者です。この結婚式も多くの方にお手伝い頂かなければ実現しなかったかもしれません。そんな二人ですので、今後ますますのご指導とご鞭撻をお願い出来れば、これ以上幸せなことはありません。
また、この場をお借りしまして、ますますのご援助も、お願い出来ればと思っております(笑)。こんな私達ですが、これからも温かい目で見守りながら、時には手を差し伸べて頂けたら嬉しいです。今日は本当にありがとうございました!
いかがでしょうか?少しフランク過ぎる気もしますが、参列頂いた方々への感謝を述べつつもこれからも付き合いについてお願いも含んだ可愛らしい内容ではないでしょうか?
参列頂く方次第ではありますが、このような内容で笑いを誘うのも決して失礼なことではありません。「新郎新婦の人柄を全面に押し出す」という謝辞もまた、記憶に残るものになるのでは?
親族のみの結婚式とは?
もともと結婚式は、両家が一つになる儀式として新郎家と新婦家で行うのが一般的でした。それが徐々に時代と共に形を変え、親族以外のゲストも呼ぶようになり現在のような結婚式が定着して行きました。大勢のゲストを招待して行う結婚式が多くなっている現在においても、親族のみでの結婚式を希望する方もまだまだ大勢いらっしゃいます。今回は、親族のみだからこそ出来る、オススメの謝辞をご紹介したいと思います。
親族のみの結婚式でのオススメの謝辞とは?
親族のみで結婚式を行う場合、家庭ごとに事情は異なりますがそれ程大勢になることはないと思います。場合によっては10名~20名程度ということもあるでしょう。こういった場合でも新郎は披露宴・食事会の締めに挨拶をします。
親族だからこそオススメしたい謝辞とは「1人1人の名前を挙げて謝辞を述べる」というものです。参列者1人1人に対して謝辞が言えるのは、少人数で尚且つ親族のみの結婚式ならでは。様々な関係性の方がいる中で1人1人にお礼を言っても、聞いている方々は若干「蚊帳の外」という感じがしてしまうものです。
親族のみの結婚式で20代前半の新郎にオススメの謝辞
では最後に、編集部オススメの【20代前半の新郎の親族のみの結婚式での謝辞】をご紹介します。
「皆様、本日は私達の結婚披露宴にお集まり頂き、ありがとうございました。楽しそうに過ごして頂いているのを拝見して、私達もとてもうれしい気持ちになりました、ありがとうございます。
日頃、なかなかお礼を言う機会がないので、この場を借りてお1人お1人にお礼を伝えたいと思います。
まず〇〇、・・・。次に〇〇、・・・。最後に、(新婦の名前)のお父さんお母さん、・・・。ありがとうございました。
今日晴れて夫婦となりましたが、まだまだ未熟な僕たちなので、今後とも是非ご指導ください。これからは二人力を合わせて、皆さんに褒めてもらえるような素晴らしい家庭を作って行きます!本日は誠にありがとうございました!」
20代前半という年齢の新郎が謝辞を言う時に大切なのは「元気」、そして「ハキハキ」と話すことです。そしてそんな中にも1人1人にお礼を伝えるという細やかさが加わり、参列した人全員が嬉しい気持ちになること間違いなし!
大勢での賑やかな結婚式も素敵ですが、少人数だからこそこういった謝辞が出来る結婚式も素敵ですよね。是非、あなたにぴったりなスタイルの結婚式を見つけてみて下さい。