男性の皆様「足のにおい」は大丈夫ですか？におっていませんか？彼女と同棲をする、結婚して一緒に生活をする方は特に“足が臭くて靴が脱げない”“嫌われたらどうしよう”と不安になっていませんか？
以前体臭について書いた記事では足のにおいについて軽く触れましたが、男性で足のにおいを気にされている方は割と多いのかなと思いますので、今回はもう少し詳しく原因や対策についてご紹介していきたいと思います。
男の足の事
「お父さんの足は臭い」という言葉をよく耳にしますが、「男性の足＝臭い」と当たり前のように思っている女性が多いかもしれません。「俺の足は臭わないぜ！」と堂々としていたいですよね。
原因は？
そもそも、足がにおう原因は何なのでしょうか。
汗が原因？
汗が原因？そうですよね一番初めに思い浮かぶのは汗のせいだと思いますが、実は足の裏の汗は元々無臭なのです。足の裏から出る汗は「エクリン線」という所から出ている汗です。成分は90％以上が水分であり、ほぼ無臭なのです。一方におう汗は「アポクリン線」という所から出ており、成分の中にアンモニア・脂肪・たんぱく質などが含まれる為、においを伴う汗になります。
原因は雑菌にあった
足のにおいの原因は汗では無さそうですね。では、何が原因なのでしょうか。原因の一つとして「雑菌」があげられます。足の裏は皮膚が分厚くなっており表面の皮膚が剝がれやすい場所です。その剥がれた皮膚が雑菌の餌になり雑菌が繁殖します。
「雑菌」は目にみえませんので、やっかいな原因ですね。この雑菌は湿った場所を好みますので、靴で蒸れてしまったり、気温や湿度の高い部屋にいる場合は活発に活動し、増殖し始めます。水虫の原因でもあります。
原因はストレスも関係していた
また、足のにおいにはもう一つ原因があります。それは「ストレス」です。男性だと仕事がストレスの要因になる事が多いと思いますが、大事な会議や商談時に緊張して手に汗を握った経験のある方もいらっしゃいますよね。これは精神性発汗と言います。極度の緊張状態や体のどこかに痛みを感じたり、環境の変化のストレスによって発汗します。手に汗を握っている時には足の裏にも汗をかいているのです。
爪の汚れはキレイにしよう
最後に「爪の中の汚れ」です。これは特に汚れる事をしていないのに爪と指の間に汚れがたまっている事がありますよね。この正体は「垢」。この垢は皮膚が生まれ変わる時に出てしまうもので、必然的に爪の中に入って残ってしまうのです。これを放置してしまうと、足のにおいの原因になってしまいます。
具体的な対策は？
では、どのような対策をすれば良いのでしょうか。具体的な方法を2つ述べて行きます。
固形石鹸で洗おう
一つ目は足の裏はを固形石鹸で洗ってください。何故かと言いますと、ボディソープには洗浄成分の他に「保湿成分」が入っている為、足を必要以上に保湿してしまい、靴を履いた時に蒸れる原因なってしまうのです。石鹸で洗う前に一度お湯をためた洗面器に足を3分程度漬けて水分を吸わせて皮膚を柔らかくしておくと良いです。また、洗う時にブラシで爪の間の汚れも取っておきましょう。もちろん指の間もしっかり洗ってくださいね。洗浄後はしっかりと足の水分を拭きましょう。
お酢で雑菌を殺菌しよう
また、スペシャルケアとして、お酢を使用した殺菌方法があります。お湯とお酢を3：1の割合で混ぜて、30分くらい足をつけておくとお酢には足の裏の雑菌の繁殖を防ぐ殺菌効果があるので、におい対策に効果的です。その後、軽石などで優しく角質ケアをすれば一石二鳥です。このスペシャルケアは週1回くらいのペースで行う事をオススメいたします。
靴のケアをしよう
続いて、足と密接に関係している靴のケアを十分にする事で足のにおい対策をする方法です。一日履いた靴は足から出た汗による湿気がたまっているので、2～3日は休ませましょう。同じ靴を履き続けると湿気が取れずににおいの原因になってしまいます。
また、重曹を2分の1カップくらいを用意して靴下やストッキングの中に入れて口を閉じて一晩靴の中に入れておくという方法もあります。この重曹は3か月のサイクルで入れ替えると良いそうです。結構長持ちしますね。
まとめ
”におい”は下から上がって来るから、香水は足首に着けると良いと言いますよね。つまり、足が臭い場合はにおいが上に上がってくるので、結果的に全身がにおっているような感覚になる事もありますので、気を付けておきたい所です。
足のにおいをなくして堂々と家を歩きたい！足のにおいが気にならなければ、お座敷での商談などでも安心して靴を脱げますね。相手に不快な思いをさせない為にも日ごろのケアを怠らないようにしましょう。