新郎からの手紙は感動の演出に
結婚式の「手紙」といえば新婦の手紙が思い浮かびますよね。
新郎が両親へまたは新婦へ宛てた手紙を読む演出はまだ一般的ではありませんが、新郎の手紙も演出に取り入れても良いのではないでしょうか。
せっかくの結婚式だから新郎自身も手紙を書きたいなと思っている方もいらっしゃるのでは?
誰に宛てた手紙にするのか
それでは、手紙を書くといっても誰に宛てて書くべきなのでしょうか。新郎は謝辞を予定されている方も多いと思いますので、ゲストにはそのタイミングで感謝の気持ちを伝えられますよね。
そうなると、新婦に宛てた手紙、または自分の両親に宛てた手紙が良いと思います。
どちらも選べない場合は、両親への感謝は謝辞の中で述べて、新婦へは手紙を読むということも良いかもしれません。結婚式では意外にも新婦へ気持ちを伝える機会がありません。どちら宛てに読みたいかは、もちろん新郎のあなた次第です。
手紙を読むタイミング
では、この新郎の手紙を読むタイミングですが、いつ頃がよいのでしょうか。「両親へ宛てた手紙」の場合は新婦の手紙の後が良いでしょう。新婦が結婚式で発言する機会は少ないので、順番は譲ってあげましょう。また、新婦の手紙はゲストもそろそろだな。と待ち構えていますので、ゲストも聞く準備が出来ています。
一方で「新婦へ宛てた手紙」は披露宴のプログラムによって、組み込まれる場所が変わってくるのではないかと思います。
例えばお色直し入場の後や、余興の後に入れたりと、新婦へ宛てた手紙に関してはサプライズ色が強いので、ぜひ一度プランナーと読むタイミングを相談してみてください。
決められなければ両方に
どちらに宛てるか悩んでいる方は、両方へという選択肢もあります。でも、両方に宛てる場合はそれぞれが長くなってしまうと、ゲストも飽きてしまうので、簡潔にまとめて感謝の気持ちを手紙に書きましょう。長さよりも想いが大切ですので、どうしても一方を選べない場合は、そのようにしてみてくださいね。
手紙で表す感謝の気持ち
普段、感謝していてもなかなか口にすることができない気持ちも手紙にしたら、素直に伝えられるかもしれませんね。また、ゲストに見守られながら感謝の気持ちを表すことで、自分の気持ちへの決意も生まれるかもしれません。
結婚式から二人の人生がスタートするわけですが、手紙を読む事によって二人の結婚を振り返る原点にもなりますよね。ちょっとでも手紙を書いてみようかなと思われている方はぜひ一度手紙を書いてみてください。