結婚式にご参列いただいたゲストへご祝儀のお礼として贈る引出物ですが、誰に何を贈ろうか悩んでしまいますよね。でも、引出物は何でもOKという訳ではありません。実は引出物の中にも贈ってはいけないNGの物がある事をご存知でしょうか?数ある中から選ぶ引出物ですが、贈った相手に不快な思いを抱かせない為にも、避けるべき引出物について予め確認をしておきましょう。
結婚式で避けるべき引出物
1.切れる事を連想させるもの
包丁、はさみ、などの刃物は「縁が切れる」という事を連想してしまいますので、縁起が良くない贈り物とされています。また、お皿やティーカップセットの偶数のセットは割り切れてしまうので、あまり好ましくありません。
2.離婚・再婚を連想する重箱
重箱は「重ねる」という意味を持つため、離婚や再婚を連想させてしまいます。あえて結婚式の引出物に重箱を選ぶ人は少ないと思いますが、このような意味があるという事を知っておくと良いでしょう。
3.失礼な意味を持つ肌着
消耗品ですし、必要ない人はいないのではないか、という理由から肌着を選んでしまうと大変です。肌着には「肌着に困るほど生活が苦しい」という意味を持つ為、相手に対して大変失礼な贈り物になってしまいます。
4.靴などその人を下に見ているもの
靴や靴下は「贈った相手を踏みつけて上へ行きます」という意味を表します。特に年上の方や目上の方へ贈る事は避けるべきです。また「足を動かせ」という意味もありますので、上司へ贈ってしまうと「もっと働きなさい!」と間接的に伝えている事になってしまいます。
5.縁起の悪い連想をしてしまう緑茶
緑茶は本来、結婚式でも使用できるのですが、今やお葬式の定番の品となっている為、結婚式で使用するとどうしてもお葬式のイメージが強くなります。結婚式の贈り物としては避けた方が良いでしょう。
6.新郎新婦の写真・名前入りの品
新郎新婦の思い出としては話題になりそうな引出物ですが、もらったゲストのほとんどが、その後の使用に困っているようです。処分するわけにもいきませんし、使用するにも一体どのタイミングで使用したら…と新郎新婦の気持ちとは裏腹にかなり迷惑な贈り物になってしまうようです。
カタログギフトや後日配送する方法も!
上記にあげた以外にも重かったり、大きかったりする引出物だと、ゲストが持ち帰るときに負担になってしまいますので、その辺りも気を付けて考えましょう。今はカタログギフトや結婚式の後から配送する方法もありますので、ゲストの顔を思い浮かべながら、どんな引出物だったらゲストが喜ぶのかどうか考えて引出物を選んでみてください。