中座とは
披露宴の中で、衣装チェンジの時間として一時的に会場から退出することです。新婦が先に中座して、その後から新郎が中座をする流れが主流です。
中座は誰と?
披露宴の中で衣装チェンジ時間として設けられる中座、プランナーから「どなたとご中座されますか?」と質問されるかと思います。中座は多くの場合は一人で退場をするわけではなく、誰かにエスコートをしてもらって退場するもの。結婚式では新婦が注目を浴びる事が多いですが、この中座のタイミングは新郎にもスポットが当たりますので、ぜひ大切な方と中座をしてみてください。
誰が選ばれやすいの?
では、どんな方が新郎の中座の『エスコート』役に選ばれやすいのでしょうか?
ご家族の方(お父さん、お母さん、祖父母、ご兄弟・姉妹)
ご家族の中でもお母さんをエスコート役とされて中座される新郎は多いです。普段は照れくさくて、うまく感謝の気持ちを表せないけれども、このタイミングを使って育てて来てくれた事に感謝をして並んで歩いてみてはいかがでしょうか。お母さんにとっても思い出の中座になる事でしょう。
他には、一緒に育ってきたご兄弟と中座をしたり、お世話になったご祖父母をエスコート役に選んでみるのも良いでしょう。
ご友人の方
親友や幼馴染と一緒に中座されるのも素敵です。青春時代を共に過ごして来た友人と中座が出来れば、友人もその大役に喜んでくれると思いますし、周りからも良い友人に恵まれているな!と感じてもらえます。そのような仲間がいる事に関して、ご家族にも喜んでもらえることでしょう。
会社関係の方
お世話になっている会社関係の方をご中座に選ばれる方もいらっしゃいます。職場仲間との関係が良好であるという事は両親にとっても安心出来ますし、「これからも宜しくお願いします。」という意味も込めて、中座のエスコート役を同僚やお世話になった先輩にお願いしてみてはいかがでしょうか。
迷ったら、一番感謝を伝えたい人を選出!
もちろん、中には新郎お一人で中座される方もいらっしゃいます。でもせっかくなので、どなたかにエスコート役をお願いしてみてはいかがでしょうか。きっとエスコート役に選ばれた方は喜ばれるはずです。
どなたにしようか迷ってしまったら、やはり「一番感謝を伝えたい方」にお願いすることをオススメいたします。
事前に伝える?
エスコート役をお願いする方に事前にお伝えする方法と、ご本人には伝えずにサプライズにしておく方法があります。事前にお願いをしておけばエスコート役の方は心の準備が出来ますし、サプライズにして当日中座のタイミングでお呼びするという演出も、盛り上がりますよ。
こんな『エスコート』もありました
筆者の担当したお客様でご友人4~5名で騎馬を組んでもらい、その上に新郎が乗るという騎馬戦スタイルで中座された新郎もいらっしゃいました。会場中が大変、盛り上がりました。
中には、テーブルラウンドをしながらお一人で中座される方も。
このように、中座のスタイルは様々。「こうでないと!」という決まりはないので、どなたと一緒に歩きたいか、という事を考えてみましょう。