披露宴。この言葉を聞いてあなたはどんなシーンを思い浮かべるでしょう?ウェルカムスピーチ、友人スピーチ、ウェディングケーキ入刀、余興、エンドロール、、、等々様々なシーンが披露宴ではありますよね。そのどれもが、披露宴を盛り上げる為の演出であり、また定番だったりもします。
この記事を開いているあなたは、どんな披露宴をご希望でしょうか?恐らく、「ゲストと一緒に楽しめる披露宴にしたい」と思っていらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、Make Marry 編集部が”一風変わったゲストと楽しめる披露宴”をご提案させて頂きます。是非、参考にしてみて下さい。
ゲストと一緒にお料理を食べる披露宴
披露宴のお料理というと、新郎新婦は高砂で、ゲストは各自の席で召し上がるのが一般的ですね。そして、往々にして新郎新婦はお料理をほとんど食べられないもの。折角美味しいお料理を用意したのに食べられないなんて残念ですよね。
更に、ゲストが食べたお料理を新郎新婦が食べられないと、後日ゲストとお料理の話をした時にもしかすると会話がかみ合わないかもしれません。思い出の1ページを共有出来ないなんて、そんな残念なことはありません。
そこでMake Marry 編集部がご提案するのが、「ゲストのテーブルでゲストと一緒に食事をする披露宴」です。
各ゲストテーブルに新郎新婦の席を設けておき、1品食べて次のテーブル、1品食べてまた次のテーブル、というようにゲストが食べるタイミングで新郎新婦のお料理をゲストテーブルに出して一緒に食べよう!というものです。
これをすると、ゲストと同じお料理を食べながらゆっくり話も出来ますし、お料理を会話のネタにして楽しむことも出来ます。ゲストからしても、まさか新郎新婦が自分たちのテーブルで座って話すことが出来ると思っていませんから、サプライズにもなりますしより一層喜ばれること間違いありません。
ゲストテーブルでお料理を食べる際の注意点
ただ、この形式をとる時には注意しなければならない点がいくつかあります。
人数やテーブル数が多い場合
人数が多いと必然的にテーブルの数も増えますよね。そうなると、各テーブルを回る為にそれだけお料理の品数が必要になってきます。つまり、10テーブル周るとなったら10品お料理を用意しなければならない計算になるのです。実際のゲストの人数やテーブルの数を見極めて、判断してみて下さい。
披露宴の演出が多い場合
披露宴では、お色直しや余興、ムービーなど多くの演出が行われます。披露宴の時間は2時間~2時間半というのが一般的ですが、演出を組み込むと当然ながら尺を割くことになるので、ゲストと一緒に食事をしようにも各テーブルに2、3分しかいられない、という事態も考えられるのです。
どんな演出を取り入れるか、各演出にどの位の時間がかかるのかをしっかりと計算しながら、組み立てるようにして下さい。
他のテーブルが手持無沙汰になる可能性も
ゲストは、披露宴に新郎新婦の晴れ姿を見に来ます。特に女性のゲストは新婦さんのドレス姿や新婦さんと話すのを楽しみに来るものです。ところが、新郎新婦が他のゲストのテーブルにいると、その間は新郎新婦と話すことが出来ないので、場合によっては手持無沙汰になってしまうことも。
こういった場合には、あらかじめ司会者さんに「順番にテーブルを回って参りますので、そのままお待ちください」といったアナウンスをしてもらうなどして、フォローしておきたいものですね。
お色直しが入れられない可能性
先にも述べましたが、今回ご提案しているような披露宴を行うとなると、人数やテーブルの数によってはそれだけで時間がいっぱいになってしまい、お色直しが入れられない可能性も出て来ます。新郎であるあなたはお色直しにあまり興味がないかもしれませんが、新婦さんはそうはいきません。
折角だから衣装を2着、人によっては3着着たいということもありますから、その点をしっかりと新婦さんに確認のうえ、吟味することをおすすめします。
一風変わった披露宴、まとめ
いかがでしたか?まさかゲストと一緒にテーブルで食事をする披露宴があるなんて、思いもよらなかったのではないでしょうか。
昨今の結婚式はオリジナリルにしたいという新郎新婦さんが多いですが、結婚式というのは色々な懸念事項が存在します。その為、ありきたりな結婚式が多いと思うこともあるかもしれませんが、オーソドックスというのは結果的にその形式が最も安全安心だ、とも言えるのです。
今回ご紹介した形式はごく一例ですので、是非、あなたと新婦さんやプランナーさん、親御さんなどと色々と話しながら、皆が満足出来る結婚式に出来るよう検討してみて下さい。あなたと新婦さんの結婚式が素晴らしいものとなりますように。