謝辞はゲストへお礼を述べる事がメイン
新郎の最大のお役目である結婚式の謝辞ですが、一般的には結婚式に来てくれたゲストに対してお礼の言葉を述べる事がメインですよね。でも、謝辞に両親への感謝の気持ちを述べたい!という新郎もいらっしゃるのではないでしょうか。
謝辞に両親への感謝の気持ちも盛り込もう
実は、結婚式では新郎が両親に感謝を述べるタイミングって無いんですよね。あえてプログラムに「新郎より両親への手紙」を盛り込むのであれば話は別ですが。一方で、新婦は両親への感謝の手紙を読む機会がありますよね。恥ずかしいから読まないという新婦も中にはいらっしゃいますが、たいていの新婦は両親に今までの感謝の気持ちをこのタイミングで伝えています。
新郎のあなたも、せっかくなら結婚式で両親へ感謝の気持ちを伝えたいですよね。普段、感謝の気持ちを伝える機会も少ないと思うので、新郎は謝辞の中で両親への感謝の気持ちを述べて良いと思います。
ゲストへ感謝の気持ちを述べることに重点を
ただし、一つ注意点があります。両親への感謝の気持ちを伝えるタイミングはこの機会しかない!と意気込んでしまい、長々と述べないように気を付けてください。両親への感謝がメインにならないようにしてくださいね。謝辞、本来の目的を忘れないように!
本来、結婚式とは両家の結び付きであり、両親もまた結婚式ではゲストをお招きしている側のホストです。その為、ゲストに当たるのは家族以外の方々となるわけです。ですので、ゲストへ感謝を述べることに重点を置いた文章にしてください。
どこに両親への感謝を入れれば良いのか、文章構成は?
では、両親への感謝を述べる場合、謝辞の文章構成はどのようにすれば良いのでしょうか。
下記に一例ではありますが、ご紹介しておきます。
- 冒頭の挨拶 「本日はお忙しい中、私たちの結婚披露宴にお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。~」
- ゲストへの感謝 「皆様からの沢山のお祝いの言葉に深く感謝しております。~」
- 両親への感謝 「この場をお借りして、今まで育ててくれた両親へ感謝の気持ちを伝えさせてください。~」
- これからの決意・指導のお願い 「〇〇さん(新婦の名前)と力を合わせて幸せな家庭を築いて参ります。未熟者ではございますので、これからもご指導・ご鞭撻のほど宜しくお願いいたします。~」
- 結びの言葉「皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、私たち二人からの挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。~」
結婚式当日はバッチリきめよう!
このように両親への感謝を新郎が謝辞に盛り込む事も素敵ですよね。「両親を大切にしている新郎なんだなぁ」と感じられますね。他にも余興の方にお礼を述べる、当日の心情を述べる、新婦への愛の誓いを述べる等、謝辞の作り方は色々あります。
謝辞は結婚式の締めくくりとして大事な場面です。新郎は最大の見せ場ですので、何度か練習をして結婚式当日はバッチリ決めましょう!