雨の日の結婚式は縁起が良い
「結婚式=晴れ」のイメージが強いですよね。しかし、結婚式当日に雨を絶対に防げるという事はありませんね。また、この記事をご覧の方の中には結婚式当日が近づいていて降水確率が80%…と嘆いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください!不安に感じたり、がっかりしてしまうのはまだ早いです!実は雨の日の結婚式はとっても縁起が良い事を知っていますか?ここでは、雨の日の結婚式が何故、縁起が良いと言われているのかという事をご紹介していきます。
雨降って地固まる
「雨降って地固まる」という言葉を耳にした事がありますよね。結婚式では主賓の方の祝辞等で聞いたことがあるのではないでしょうか?
これはどういう意味なのかと言うと、雨が降った地面はもろくなってしまいますが、その後は乾いて地面が以前より固くなるという事を表します。つまり、雨が降った場合はお二人のスタート地点を地固めをしてくれるという意味なのです。
海外でも雨の日の結婚式は縁起が良い
海外では雨は「恵みの雨」と言われており、フランスでは「雨の日の結婚式は幸運をもたらす」と言われているそうですよ。
実は神様が新郎新婦に代わって一生分の涙を流してくれているという言い伝えがあるそうです。なので、新郎新婦はこの先悲しまなくて良いという事を表します。
え!?神様が代わりに…。すごく祝福されている気分になりますよね。
他にも「空の上から可愛い天使が舞い降りてくる」とも言われているんです。二人を祝福する為に雨に乗って天使が天から舞い降りて来てくれるなんて素敵ですよね。ロマンチックですね。
祝福を意味するシャワー
英語圏の天気予報では雨の事を「rain」よりも「shower」と言う事が多いんです。このシャワーという言葉、結婚式でも「フラワーシャワー」や「ライスシャワー」、「バブルシャワー」、「フェザーシャワー」という言葉があるのですが、これは二人を祝福してゲストが花びら等のシャワーを浴びせる演出です。
つまりシャワーという言葉は祝福を表しているんです。また、妊娠、出産を祝福する時には「ベビーシャワー」とも言います。
前撮りをしておきましょう
でもやっぱりそれでも、雨が降ってしまった時にはガーデンが素敵な結婚式場をせっかく選んだのに残念だなと思ってしまいますよね。
ここで、アドバイスですが、結婚式当日は新郎新婦二人だけの写真をプロのカメラマンにじっくり撮ってもらう時間は意外と少ないのです。ですので、結婚式の当日以外で前撮りをしておくことをオススメいたします。
前撮りで晴れの日の写真を残しておく事で結婚式当日に雨が降っても後悔しないと思います。裏を返せば、雨の日にしか撮れない写真もあると思いますので結婚式当日の雨も風情があって良いのではないでしょうか。
演出で一工夫
結婚式当日に雨が降ってしまったら、おしゃれな傘を用意しておいたり、ウェルカムスペースにビニールの傘を用意しておいて、ゲストからメッセージをもらうという演出もありますよ!
ゲストには心配りを
そうは言っても雨の日にわざわざ来てもらうのはゲストに申し訳ないなと思うのであれば、雨の日の式場の対応策を事前に確認しておきましょう。
例えばチャペルから披露宴会場までの移動時に外を歩かなければいけない場合など、式場スタッフが何かしら対応をしてくれるのかどうか確認をしておけば安心ですね。
傘をスタッフがさしてくれる。とかタオルの用意をしてくれる。等。事前に確認をしておけば、安心して結婚式を迎えられますよね。
それから、駅から遠い式場の場合はタクシーチケットを用意しておくと良いでしょう。
まとめ
このように結婚式で雨が降ったとしても縁起が良い事ばかりですし、雨を想定して行う前撮りや演出も楽しそうですよね。
結婚式の日に雨が降ってもいいかなぁ~と思えて来ましたか?これで、雨が心配な新郎のあなたも安心して結婚式を迎えられますね。