再婚者こそ結婚式を
再婚となると、どんな結婚式を行ったら良いのか悩みますよね。そもそも、結婚式を行って良いのかな…と悩まれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
再婚者だって結婚式を実施する事によって、新しいパートナーとスタート地点に立つ事をオススメいたします。筆者はむしろ、再婚者こそ結婚式を挙げるべきではないかと考えています。
また、近年では再婚者の方も多くいらっしゃいます。再婚は決して珍しい事ではありません。
離婚した者の再婚の状況
平成 19~23 年に離婚した者が離婚した年次を含む離婚後5年以内に再婚をした割合をみると、夫はどの年次に離婚した者も 25%を超えている。これを離婚時の年齢階級別にみると、夫は 30 歳代前半までに離婚した者が離婚後5年以内に再婚をした割合は 35%を超え、30 歳代後半で約 3 割、40歳代で約 2 割となっている。一方、妻は 20 歳代までに離婚した者が離婚した年次を含む離婚後5年以内に再婚をした割合は 30%を超え、30 歳代前半で約 3 割、30 歳代後半で約 2 割となっている。
出典:厚生労働省ホームページ
上記のような離婚した方の再婚の状況がありますが、この記事を読んでいらっしゃる方の中にも再婚の方や周りに再婚者の方がいらっしゃるのではないでしょうか。
再婚の結婚式はどうしたらよいの?
それでは、再婚時の結婚式をどのような内容にしたら良いのかという事を今回ご紹介していきます。もちろん、再婚だからといって「この形が絶対!」という決まり事はございません。
しかし、再婚であるという事でどんな結婚式にしたら良いのか悩んでしまう方もいらっしゃると思いますので、今回は、再婚の方が結婚式を実施する場合に重要視した方が良いポイントをご紹介していきます。
再婚時にはゲストの年齢が高くなる
再婚者の結婚式では当人は初婚の時よりも当然ですが、年齢が上ですよね。その分、ご招待するゲストの年齢も比例して上がります。つまり、ゲストの方は人生経験豊富となっているという事です。その為、結婚式の料理や飲み物などを評価したがる方もいらっしゃる事でしょう。
再婚時の結婚式においては、料理と飲み物には力を入れて準備をする事をオススメいたします。それでは、どのようにして料理・飲み物でゲストをおもてなししたら良いのでしょうか。一つずつご紹介していきます。
①料理が美味しい話題のレストランで結婚式を!
ゲストは結婚式の大半の時間を食事をしながら過ごします。料理の評判の良いレストランを選べば舌の肥えたゲストも満足してくれる事はずです。普段行かないような三ツ星レストランや話題のシェフがいるレストラン、口コミサイトで人気の高いレストランを選んでゲストの満足度を高めましょう!
②一工夫ある一品を用意する
コース料理の中に一工夫ある一品を加えるというのはいかがでしょうか。例えば、新郎新婦の出身地の名産を使用した一品であるとか、二人の思い出の料理など、一工夫ある料理を加えてみてください。きっと、ゲストもそのこだわりの一品を食べる際に二人のエピソードを思い浮かべながら楽しんでお食事していただける事でしょう。
この一工夫ある一品は料理メニュー表に説明やエピソードを添えたり、司会者から紹介してもらう、またはウェルカムスピーチの際に二人からご紹介する事をオススメいたします。
③料理パフォーマンスのある会場
オープンキッチンやシェフのパフォーマンス演出がある会場を選んでみてはいかがでしょうか。何か一つ動きのある演出を取り入れてみるとゲストも楽しめるかもしれませんよ!そこでオススメしたいのが料理パフォーマンスです。
例えば先にも述べたようなオープンキッチンのある会場では、ライブ感が楽しめたり新郎がシェフになってオープンキッチンから登場してみたり、シェフのパフォーマンスのある会場ではフランベやゲストの目の前で料理を切り分けてくれるというパフォーマンスも行ってくれる会場もあります。
会場ごとに対応可能かどうかは異なりますので、事前にスタッフに聞いてみてくださいね。
④コース料理ならデザートビュッフェは避けた方が良い
コース料理で結婚式を予定されている再婚の方にはデザートビュッフェはオススメいたしません。その理由としては、デザートビュッフェはコース料理のラストに用意されますが、着席してコース料理やお酒をゆったりと楽しんでいる中で、「それでは、これより立ってデザートを取りに行ってください!」と言われているようなものなのです。
デザートビュッフェは種類豊富なデザートの中から自分の好きなデザートを選べるという点では非常に魅力的なのですが、「面倒くさくて取りに行かなかった」、「混んでいて並ぶのが大変そうだから行かなかった」とおっしゃるゲストもいらっしゃるのが現実です。
よって、デザートは着席スタイルでご用意される事をオススメいたします。
お酒の種類は豊富に!
結婚式はお祝い事ですので、お酒の種類は豊富にご用意される事をオススメいたします。ただし、ゲストの中には全く飲酒をしない方や車で来館される方もいらっしゃると思いますので、お酒を飲むゲストが少ない場合であればスタンダードなプランでも問題無いかと思います。その場合には「プランにないお酒もオーダーOK」にしておくと万が一ゲストがメニューにないお酒を頼んだ場合でも対応出来ますので、安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。再婚の結婚式のポイントは何よりもゲストが経験豊富になっているという事です。そのゲストに満足してもらう為に、料理と飲み物に重点をおいて準備を進めましょう!