この記事を読んでいるあなたは、恐らく大のお酒好きなのでしょう。そして結婚式の披露宴といえばお酒がつきもの。美味しい食事に美味しいお酒で、ゲストの方が喜んでくれたら新郎新婦さんも嬉しいですよね。そこで今回は、お酒が大好きだという新郎さんにオススメする、披露宴での演出についてご紹介します。是非、盛り上がるおもてなしとして、参考にしてみて下さい。
1.日本酒好きなら「鏡開き」がオススメ
日本酒、美味しいですよね。種類も豊富で、洋食に合うようなフルーティーな口当たりのものや女性に人気のスパークリング系まで様々。寒い時期の熱燗、暑い時期のひやなど飲み方も幅広く、更には「ライスワイン」と呼ばれて世界的にも人気が高まっています。
そんな日本酒が好きなあなたにオススメしたいのは「鏡開き」。披露宴の乾杯というとスパークリングワインやシャンパンが定番ですが、鏡開きをしたお酒をマスに注いでそれを乾杯酒として飲むのも乙なもの。ゲストの中から抽選で鏡開きに参加できるといったゲーム的要素を盛り込んでも盛り上がることでしょう。
2.シャンパン好きなら「シャンパンタワー」
シャンパンといえば、披露宴やおめでたい席などでお祝いとして飲むお酒として人気が高いですね。普通のスパークリングワインよりも高級感もあって、華やかさも添えてくれます。
その華やかなシャンパンをもっと豪華に楽しむ方法としてオススメしたいのが「シャンパンタワー」。何段にも積みあがったグラスの塔の上からキラキラと輝くゴールドのシャンパンが流れて行く様は正に圧巻。フォトジェニックなので女性ゲストからもとても喜ばれます。
スパークリングワイン用の細長いグラスもお洒落ですが、シャンパンタワー用のグラスもまた特別感が増して素敵ですよ。ゲストと一緒にシャンパンを注いで見るのも演出として盛り上がるので、オススメです。
3.ビール好きなら「ビールサーバー」
これはもう、かなり有名なのではないでしょうか。お色直しの入場と同時に新郎さんがサーバーを背負って入場し、各テーブルを回って注いで回る。新郎さんからお酌をされるという披露宴はまずあまりありませんので、おもてなしの気持ちでゲストに注いで回るとその場で言葉も交わせるのでお互いに嬉しい気持ちになること間違いなし！
新郎さんが背負うのは定番ですが、新婦さんも背負って二人でお酌する、なんていうのも面白いかもしれませんね。
4.ワイン好きなら「新郎新婦お手製サングリア」
サングリアといえば、様々なフルーツでカジュアルにも楽しめる女性に人気のお酒の一つ。白ワインでも赤ワインでも出来て好みのフルーツでオリジナルサングリアも作れます。そのサングリアを、新郎新婦の手でゲストの前で作るんです。
元々結婚式には「水合わせの儀」というものが有りました。これは両家の井戸の水を持ち寄ってそれを一つにすることで晴れて夫婦（めおと）になるというものですが、これをお酒に置き換えて、新郎新婦それぞれが注ぐお酒が一つになる、そして改めて夫婦の契りを交わす。お二人お手製のお酒を飲む機会などそうそうありませんから、ひと手間かけておもてなしの気持ちを表現してみましょう。
5.ウェルカムドリンクにも一工夫
ウェルカムドリンクというと、挙式の前や挙式と披露宴の間に飲むものですね。ソフトドリンクが基本ですが、会場によってアルコール類を提供する場合もあります。
ここに季節の要素を取り入れて見るとまた少し違ったおもてなしが出来て素敵なんですね。
例えば、暑い夏ならボトルビールを氷を張った容器に沢山並べておくと、視覚的にも涼やかですし写真映えもします。海外のボトルビールなんかも取りそろえればカラフルになって女性も喜んで写真を撮るでしょう。
寒い時期だったら、ホットワインなども。寒い時期の結婚式は何かと敬遠されがちですが、寒い時期だからこそ身体を温めて欲しいという気遣いをウェルカムドリンクで表現すれば、ゲストの皆さんは身も心もほっこりしますよ。
おもてなしの気持ちでお二人らしいお酒を振る舞おう
結婚式というと、ほとんどの新郎新婦さんが重視するのがお料理とお飲み物。実際、ゲストの方の印象に残るものというと料理や飲み物がやはり多いんです。結婚式にお招きするのはお二人の大切な方々ですから、精一杯のお料理とお酒、そこにお二人らしさを添えてより印象に残る結婚式にしたいものですね。
ちなみに、先にご紹介した演出は、会場によって出来るかどうか異なりますから、もしこの記事を見て「これは外せない！」と思っていただけたようでしたら、まずプランナーさんに相談してみて下さいね。